【取材】アイドルは、実際ファンのことをどう思っている? ~「ファンに会いたい」というホントの理由!~
こんにちは! 皆さん! 聖武です。
前々回・前回は、現役アイドルの3人に、
ビジネスクイズにガチで挑戦してもらいました。
『アラフォーリーマンのシンデレラ転生』(著:原田まりる/KADOKAWA)
では、主人公・長束が、アラフォーリーマンから美少女アイドルに転生し、
ビジネススキルを活かしてアイドルとして活躍していきます。
はたして転生者ではないアイドルは、ビジネススキルを持っていたのでしょうか?
気になる方は前々回・前回の記事をぜひ!
記事では紹介できなかったシーンを、少しだけご紹介しましょう。

OJTの意味を3人に考えてもらったところ、
「ファンにこんな人いるよね」大喜利になりました。
オーイング、ジャンプ、TO……意味が分からない方は、ぜひ調べてみてください。
アイドルたちからファンのことが出てきて、
彼女たちがファンをどう見ているのか、がぜん気になったスラ・太郎。
せっかくの機会なので、彼女たちの本音を聞き出しちゃいました!
ファンは、自分のモチベーションを上げてくれる存在
ス:スラ・太郎
く:くのぎ
ぽ:ぽん
な:なつ
まずは軽くジャブ程度、
アイドルになって変わったことを聞いてみましょう。
『アラフォーリーマンのシンデレラ転生』の主人公・長束は、
アラフォーリーマンから美少女アイドルに転生しました。
冴えないおっさんが急に美少女になったら、
人生イージーモードなのか?
ス「アイドルになる前となってからで、
変わったことってありますか?」
く「うまく言えないけど、今を大切にするようになった。気がします」

ぽ「私は、もともと人前で話すのが苦手で、
でも、アイドルを出るうちに楽しくなってきました。
な「アイドルになる前は、あまり友達がいなかったけど、
横のつながりが広がってアイドル友達が多くなった気がする。
どうやら、アイドルになったことは、
3人にとってプラスに働いたようですね。
アイドルとそうでない人で、一番大きな違いは、
自分のファンがいるかどうかじゃないかと思います。
この点に切り込んでみましょう。
ス「アイドルにとって、ファンはどんな存在ですか?」
ぽ「やっぱり、応援してくれる大切な存在かな?」

な「友達って感じかな?
アイドルやる前は、年上の人って基本タメ口で話したら怒られてたのに、
ファンの人って結構年上の人でもタメ口で話してほしいって言う人が多いから、
不思議な感じかな(笑)」
く「私の場合は、やる気が無くてモチベーションが下がっている時に、
ファンの人に会って話しをすると、気づいたらやる気が戻っているんですよね」
3人とも、ファンを大切にしているようです。
ぶっちゃけた話、
アイドルってファンのこと「オタクのおっさん」程度にしか見ていない、
と思っていましたが、
どうやらそうでもないようです。
しかしまだ、彼女たちが本音を言っていない可能性もあります。
ス「自分目当てにファンの人が来ると、どう思いますか?」

く「やっぱり直接、くのぎちゃんに会いに来たよって言われると、
すごく嬉しくなります。生きているなって心地がする。
私、今クラウドファンディングに挑戦しているんですけど、
辛くなった時にファンの人が応援してくれるんですよ。
すごく支えになっています。」
くのぎさんは、クラウドファンディング挑戦など、
積極的に活躍の場を広げているようです。
『アラフォーリーマンのシンデレラ転生』の元リーマンのアイドル・長束でなくとも、
ビジネス的な考え方を活かして活動するアイドルは、
今や当たり前なのかもしれませんね。
スラ・太郎も興味が湧いてきました。
ス「アイドルの皆さんのライブって、基本的にどこで見られるんですか?
やはり秋葉原ですか?」
く「アキバでもやってますけど、他でも見られますよ。
新宿、渋谷、池袋とか」

どうやら、アイドルライブは秋葉原、新宿、渋谷と、
エリアによって雰囲気が違うようです。
ビジネス系アイドルがいるのはどこなんだろうか……?
とにかく好みのエリアに足を運んでみましょう!
ス「アイドルも奥が深いんですね。僕も行ってみたくなりました」
な「是非、一回来てくださいよ」
ぽ「私のところにも!」
ス「でも、このスライムですよ~。大丈夫ですか?」
く「大丈夫ですよ。たまに見かけますよ、こういう人」
ス「え!? いるんですか?」
な「来てください」
ス 「じゃあ、皆さんの現場、行けたら行きます!」
さて、今回は良い取材も終わってこのまま気持ちよく締めよう。
今日は、気持ちよく仕事したぞ~。

く「今、なんて言いました?」
ス「行けたら行くって」
な「行けたら行くってのは、行かないって意味!」
ぽ「クイズでバカにして、ライブにも来ないつもりですか!
もう許しませんよ!」

行けたら行くっていうな~!

ビンタはファンにとっては、ご褒美なんだぞ~!

絶対、現場こいよ~!
※編集部注:アイドルの皆さんは、記事の構成のため、またスラ・太郎たっての希望で、仕方なくビンタさせられております。
ス「ライブアイドル現場、必ず行きます……この格好で。ぐはぁ!」
今回の取材で、アイドルの方々がどのようなことを考えているのか、
聞くことができました。
元アイドルの原田まりるさんが執筆した『アラフォーリーマンのシンデレラ転生』は、
さらに突っ込んだ、アイドルのリアルな裏側が書かれています。
おっさんから美少女に転生しても、イージーモードではない生活が待っている?
また、アイドル活動にビジネス的な視点を活かすとどうなるか?
というテーマも、ぜひ注目したいですね。
はたして冴えないアラフォーリーマンは、美少女アイドルに転生して、
ビジネススキルを活かしアイドルとして成り上がれるのか?
是非チェックしてください!
私は、この作品を熟読してからアイドルのライブに足を運び、
ビジネス的な視点でアイドルを分析しようと思います。
今後の「L-エンタメ小説」作品もぜひご期待ください!
お楽しみは、これからだ!
ライタープロフィール
聖武(ひじり・たけし)
競馬と野球と美女が大好きで仕方がない、陽気なおじさん。
独身。元電気機器メーカー勤務。現在は自称“さすらいのエンタメおじさんライター”として活動している。熱狂的な声優ファンで、応援している声優さんのライブがある時は、いかなる手を使ってでも参加する。
twiterアカウント @hijiri_1224